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今日は山本海苔バイトの最終回だった。そう、山本海苔でバイトをしていたのだ。前回ネームプレートを警備にとられてしまったため、今回は最後にも関わらず裏方(倉庫整理)の仕事で終わった。ネームプレートがないと売り場には立てないらしい。本来ならば人事部にネームプレートをとりに行かなければならなかったのだが、最後だったので店長が配慮してくれたのだろう。 倉庫整理を終えて品出しをしたあと、川崎の山本海苔に行くよう頼まれた。商品の交換をするためだった。店長に交通費を頂き、川崎に向かう。 外はものすごく暑かった。汗が額を覆っていた。ハンカチもずぶ濡れである。東海道線に乗り、窓に映る人影を見た。ネクタイを締めた横にデカイ男。日に焼けて黒い。 山本海苔のバイトは正装で行う。勿論タイも締めなければならなかった。ネクタイなんてつける機会が滅多になかったので、このバイトを通してネクタイの締め方のコツを得たような気がする。 川崎に到着。久々にこの駅で下車した。駅構内に入ったのももう10年以上も前だったような気がする…。もしかしたら降りたことがないかもしれない。記憶が曖昧過ぎてわからない。 川崎駅は広かった。特に天井に少々贅沢な奥行きを感じる。店から借りた地図を見ながら山本海苔の店舗がある「さいか屋」を探す。意外と近でデパートはでかかった。駅構内、駅周辺は大きな空間が広がっているのだけれど、人が全然少ない。まぁ確かに平日の午後4時にこんなところでプラプラしてる人はさすがにいないか。さいか屋の食品売り場は横浜そごうのそれに比べ明らかに狭かった。そして山本海苔の店舗も小さかった。(店舗の大きさはあまり変らないが) 商品を交換し、横浜に戻る。やはり帰りも暑かった。店舗に戻り、再び倉庫整理を行って今日の仕事が終わった。店長と店員に別れを告げ、そごうをあとにするとき僕の心は仕事を終えた満足感と疲労感と悲壮感に満ちていた。またお歳暮の時に…。

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このページは、pemaiが2004年7月16日 22:03に書いたブログ記事です。

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