chu- chu- chu-

最近のねずみは勇敢になったと思い知らされた朝だった。

どれくらい勇敢かというと、俺の歩いている前を横切るほどの度胸のあるヤツだった。



昨日は三田で部活の納会（俗に言う忘年会です）があって、一年を締めくくったわけなんだけど、その後も２次会、３次会、４次会と店を転々と行き、俺はさすがに５次会なんて行ってられなかったので、友人宅に泊めさせてもらうことに。

翌朝（今朝なんけど）もう目と鼻の先に田町駅があるところで、俺は松嶋菜々子に見とれててボーっと歩いていたら、大体足元の前あたりをハトかなんかが歩いているっぽいのが視界に入ってきた。

ふと見てみると『ガンバ』みたいな色、茶っ黄色でながっぽそい紐をぶる下げた物体が走って行くではないか！？



ちょろちょろっと駆けていくヤツを見ていると、「ちょっとかわいいじゃないか」と思ってしまった。本当はすごく嫌いなのに、確かに見た瞬間虫唾が走ったんだけど、もう気持ち悪く思わなくなった。これはいい傾向なのか…。まぁ悪くはないだろう。



象はネズミが嫌いだとよく言うでしょ？確かに先入観バリバリなんだけど、俺もその象と同じで、デカイわりにちっこいのが嫌いなんて、うん、正直情けないよな。別に好きになる必要はないけど、気にしないくらいになりたいと思いたい。



なんかにんじんやピーマンを克服したい子供みたいだｗ